
ルート:上高地-横尾-涸沢(泊)-屏風のコル-上高地(山小屋泊) |
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| ■登山日:
'01年10月5日〜10月6日 ■天候:
■目的:紅葉の涸沢を訪ねる。'96年に行ったときに雨に降られ、涸沢では霧に包まれ何も見えなかったときのリベンジ。 |
【概略】写真集や雑誌ではよく目にする涸沢の紅葉。
素晴らしいとは言われるが、それを自分の目で確かめるべく、秋の涸沢へ2度目の訪問である。 【10月5日上高地-横尾】 夜行の急行アルプスは松本4:29着。私はいつものように単独行だが、タクシーで上高地まで行こうという登山者が4人揃い、タクシーで上高地へ向かう。タクシーの運転手から穂高・槍ヶ岳の近代登山の礎(いしずえ)を築いた上條嘉門次の話を聞いた。道すがら、実家も教えてもらった。大正池で降りたは5:45で松本電鉄+松本電鉄バスより45分ほど早い。 大正池から写真を撮りつつ歩き始める。田代池は湿原のクサモミジが綺麗だ。梓川(あずさがわ)の川沿いを歩き河童橋へ向かう。カラマツの黄葉も始まっているが、緑のままの木の方が多い。河童橋を過ぎて梓川の北側を歩いて行く。河童橋から明神の間では、倒木に小さな茶色のキノコが生えていたり、背の低いマユミの木にも赤い実が付いていて、秋を感じることが出来る。明神の手前付近ではダケカンバ類の黄葉が見事だ。明神橋を渡り、梓川の南側を、徳沢から新村橋、横尾へと歩く。横尾で11時も回ったので、昼食を食べる。 【横尾-涸沢】 横尾から槍ヶ岳方面と道を分け、橋を渡って涸沢方面へ向かう。左に屏風岩の絶壁が見えてくる。ほとんど垂直に見える絶壁の岩に木が生えていて、それらが紅葉している。屏風岩付近が見事な紅葉なので、眺めを楽しめるのだが、ここより標高の高い涸沢の紅葉はどうなんだろう、紅葉のピークを過ぎていないだろうかと不安を感じつつ、期待感と祈るような気持ちを持って登って行く。 本谷橋の吊り橋を渡ると、涸沢まできつい登りが続く。登山道はダケカンバの黄葉に包まれる。谷をはさんだ向こう側も赤・黄と鮮やかな紅葉が見事だが、雲が2600mくらいの所まで降りてきているようで、山の上の方が見えない。
ナナカマドの実を観察するという口実を作って、一休みをする。同じ木でも葉の色が緑から、オレンジ、赤と部分により異なり、実の色もちょっとずつ違う。
紅葉を眺めつつ写真を撮りつつ登ると、あっけなく涸沢に到着。カール上部は雲に隠れているが、ここまでにはあまり無かったナナカマドが赤やオレンジに染まっている。涸沢の紅葉のピークは過ぎているのではないかという不安は払拭された。カールの全容を拝むのは明日に期待しよう。 【10月6日朝 涸沢】
翌朝は奥穂高岳・涸沢岳に朝日が当たるのを見る為に、暗い内から起き出す。雲がほとんど無く、朝日が山の頂上に当たり、ゆっくりと涸沢カールの紅葉が光で浮かび上がる。 ナナカマドの赤いかたまりに陽が当たった頃から、パノラマコースを少し登りながら写真を撮る。足元のもう枯れているチングルマの果穂は、まだ陽が当たっておらず、霜が降りている。少し登ってナナカマドの紅葉を撮って戻り始める。今日はもう帰らねばならない。 【10月6日涸沢-屏風のコル-上高地】 帰りは来た道を降りても良いのだが、涸沢から屏風のコルを経て、新村橋へ降りていくパノラマコースを選ぶ。涸沢ヒュッテでパノラマコースの様子を聞いている女性登山者に「パノラマコースは初心者だけでは行かないで」と話しているのを少し聞いて、パノラマコースへ入っていく。 北斜面に当たるので朝降りた霜がまだ残っている。最初はほぼ平らだが、トラバース気味に少しずつ登って行く道で、左側が切れ落ち、ロープが付いている箇所がいくつか有り、これはやはり初心者だけでは辛いと思う。道は厳しいが左下に広がる樹林のダケカンバ類の黄色から黄緑、そして所々に赤の混じる様が見事だ。左前方の屏風ノ頭付近の岩と紅葉も素晴らしい。登り切ると前穂高岳から屏風ノ頭へと続く尾根を歩く。振り返ると涸沢カールから穂高連峰、そして右の方に鋭く天を突く槍ヶ岳が見え、紅葉との取り合わせが見事で、ここまで登ってきて良かったと実感出来た。
【まとめ】写真集などで見た通りの素晴らしい紅葉と穂高連峰の取り合わせだった。6日に快晴をプレゼントしてくれた山の神様に感謝! |
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お勧め登山地図:トレッキングマップ
北アルプス 上高地・穂高岳
1/25000の地図に水場、鎖場の位置などが表示されている。裏には上高地の詳細図など、「高山植物の手引き」という付録付き。
このトレッキングマップには「上高地・穂高岳」から「白馬岳・唐松岳」まで6つのシリーズ有り。
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