八方尾根

 ルート:八方池山荘-八方池-扇雪渓の上(往復)
■登山日:
'00年10月10日

■天候:
ガスのち時々晴れ間。
気温は八方池山荘-扇雪渓の上で10時から16時の間、15度。
長袖シャツにて歩いていると少し汗をかくくらい。

10月8日には唐松岳付近で雪が降ったらしい。

■目的:八方尾根の紅葉を楽しみ、静かな山を歩く。

■後日談:'01年10月に、このてくてく記を見て下さった方からメールが届きました。
その方は八方尾根の開発に30年関わった、御年70歳を越えていらっしゃる方で、「八方尾根の紀行を載せていただき感謝とお礼を申し上げます。」と丁寧な文章を頂きました。
このお便りを頂いて、今後も、自分が山へ登って感じた事すべてを、写真と文章に表現していきたいと強く思いました。

【概略】
   八方池山荘から八方池にかけて登山道周辺の木々が紅葉し、斜面の草紅葉も綺麗だった。 八方池の先、下の樺から上の樺付近もナナカマド、ダケカンバの黄紅葉が見事だった。
【黒菱平】
  八方からゴンドラに乗り、リフトを一つ乗ったところに、黒菱平の小さな湿原がある。ほんとに小さな湿原だが、黄金色の草紅葉と上へ続く斜面の紅葉が綺麗だ。 ニッコウキスゲの実などの夏の名残も見受けられる。
【八方池山荘-八方池】クリックすると別ウィンドウで大きな写真が出ます
  さらにもう一つ、リフトに乗ると、八方池山荘前に到着。標高は1830mらしい。ここから八方尾根の登山道が始まる。登山道の左側に並ぶように遊歩道があるのだが、 '01年3月まで工事をしているので遊歩道は通れない。ガスが濃く、近くしか見えないが、見下ろす角度の木々の紅葉や、草紅葉が綺麗だ。八方池に着いてもガスが濃い。 八方池のすぐ南の第三ケルンにしばらくいると、時々晴れ間がのぞき、天狗ノ頭だけが見えた。西方向の斜面の紅葉も見事。ガスが多く、全容を確認できないが、下の樺に比べると色付きが遅いようだ。第三ケルンの標高は2086m。
【八方池-下の樺-上の樺-扇雪渓】
  下の樺まで行くと登山道が木々の間を行くので、ナナカマド、ダケカンバの黄紅葉を間近に見ることが出来る。ナナカマドは実が赤くなり、葉もオレンジや赤に変わっている。下の樺から上の樺までほぼ紅葉の進み具合は同じだ。登りながら振り返ると、色とりどりの紅葉が見事だ。まだ緑の葉を残す木もあるので、本当に色鮮やかだ。秋なのに淡い黄緑の葉を付けているのは、何の木なのだろう。 リフトが16:30に終わってしまうので、扇雪渓の先で、丸山のケルンの手前の眺めのいい所まで行き、引き返すことにした。 クリックすると別ウィンドウで大きな写真が出ます

【まとめ】
   ガスが濃くて、遠方の展望はほとんどきかなかったが、霧の中の紅葉というなかなか見ることの出来ないものを見たという感じだ。 天狗の頭だけは見えたので、良しとしたい。
   紅葉の見頃は短い期間になってしまうのでご注意下さい。

お勧め登山地図:トレッキングマップ 北アルプス 白馬岳・唐松岳
1/25000の地図に水場、鎖場の位置などが表示されている。「高山植物の手引き」という付録付き。
このトレッキングマップには「上高地・穂高岳」から「白馬岳・唐松岳」まで6つのシリーズ有り。

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