■登山日:
'00年8月19日〜8月21日
■天候:
19日 猿倉-白馬大雪渓-白馬岳:晴時々曇 白馬岳:ガスのち時々晴
20日 白馬岳-鉢ヶ岳:ガス時々晴 鉢ヶ岳-雪倉岳:晴
雪倉岳-白馬水平道:曇 白馬水平道-朝日小屋:曇のち小雨のち晴
21日 朝日岳-蓮華温泉:曇時々晴一時小雨
■目的:まだ残っているだろう夏の花と咲き始めた秋の花を見る。白馬岳から朝日岳、蓮華温泉という静かな山旅を楽しむ。
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【概略】
雪解けが遅く夏の花が多く咲いていた。
特に多く見られた花は、ミヤマキンポウゲ、トウヤクリンドウ、タカネマツムシソウである。
また秋の花といわれるミヤマトリカブト、オヤマリンドウも咲き始めていた。
【19日 白馬大雪渓】
白馬駅前の駅前案内所で軽アイゼンを借り、バスで猿倉へ。(軽アイゼンの返却は白馬山荘)
大雪渓の雪は豊富。初夏よりは人は少なくなっているようだが、2列で登っていたり、渋滞したりしていたが、ゆっくり登っているグループ、人数の多いグループとは時間をずらせば、ストレス無く登ることが出来ると思う。
1日何千人単位で登っていると思われ、ステップがしっかり付いているので登りやすい。
アイゼンを付けずに登っている人もいたが、付けた方が体力を温存できると思う。
大雪渓を下ってくる人は10人ほどいたようだが、ルートは登る人に占有され、ルートを探しながら下っているようだった。
下りでも雪は柔らかいので滑ることは無さそうだ。
【19日 小雪渓-お花畑】
大雪渓を過ぎると、花を両側に見ながらの登りになる。
小雪渓はしっかり雪が残っている。小雪渓をトラバースしてすぐ避難小屋があり、水場があった。
ここから通称「お花畑」が始まる。ミヤマキンポウゲが多く、また綺麗なままだ。よっぽど咲き始めたのが遅かったのだと思う。
【19日 お花畑-白馬岳山頂】
村営白馬宿舎の前には水場がある。雪渓が解けた水なので冷たく、おいしく感じる。
宿舎前はミヤマトリカブトが群落している。
稜線に出るとトウヤクリンドウが多い。
この頃からガスが出て、頂上からの展望は望めない。
しかし陽が沈む頃、ガスが流れ夕日や白馬鑓が岳、小蓮華山は見ることが出来た。
【20日 白馬岳-鉢が岳トラバース】
次の朝も白馬岳山頂付近はガスに包まれている。陽が出たのは見えたが、すぐに雲に隠れ、展望も無し。
あきらめて北へ歩き出すと、ガスが晴れる。頂上へ戻ると、白馬鑓が岳、そして今回初めて剱岳、立山が見えた。
しかし見えたのも5分くらい、またガスが出てくる。
今日の行程は長いので、剱岳が見えたことで良しとして、再び歩き出す。
鉢が岳に近付く頃、晴れてくる。鉢が岳の東側をトラバースする所で、雪渓を4箇所通る。
ここは楽に通過できる。鉢が岳の斜面は花でいっぱいである。
【20日 雪倉のコル-雪倉岳】
雪倉のコルにある避難小屋を過ぎ、雪倉岳に登り始める。
ここも花が多いので、花を楽しみながら登ることが出来る。
しかしあそこがピークかなと登っていくと、まだまだ先であり、平らな所に出てしばらく行ったところにピークがある。
【20日 雪倉岳-小桜が原】
雪倉岳を降る頃から雲が多くなる。赤男山の西側をトラバースしていく。
その手前に小川を渡り、少し広くなったところがある。
地図によってはここが水場になっているが、小屋の方の話しによると、ここは飲用不可らしい。
この先の、小桜が原すぐ手前の沢ならOKらしい。
【20日 小桜が原-白馬水平道-朝日平】
小桜が原を過ぎ、朝日岳への登りと白馬水平道の分岐に出る。
曇っていて展望も期待できないので、水平道を行く。
白馬水平道は雪が多い時期は閉鎖される道だ。
白馬水平道に雪渓を通る所が3箇所あったが、2つ目だけ紅ガラが無く、ガスも出ていて、
最初は雪渓を登っていくのが正規のルートだとわからなかった。
白馬水平道の終わりくらいから雨が降り出した。
朝日小屋に入って、1時間ほどすると、雨は止み日が射した。
時々ガスが出るものの、夕日を見ることが出来た。
注意点:朝日平、朝日岳付近はブヨなどが多く、虫除けスプレーなど、
虫に刺されないためのあらゆる手段を用意する必要有り。
【21日 朝日平-朝日岳】
天候を確認し、夜明け前に朝日岳に登る。1時間ほどの登りで、ヘッドライトだけが頼りである。
上空に雲があるものの、目の高さには雲が無い。東方面には雲海が広がっている。
雲海から顔を出す日の出を拝むことが出来た。
東南から南方面には昨日まで歩いた白馬岳、雪倉岳が見える。遠く剱岳、立山も見えた。
【21日 朝日岳-蓮華温泉】
北へ向かい、栂海新道を左に分け、蓮華温泉に向かう。
雪渓が2箇所くらい有った。最初の雪渓が最初トラバースであとが下りになる。
通る人は少ないようで、ステップが切れていないし、苦労して降りる。
ここを通る人は皆、アイゼンを付けているようだ。
白高地沢に出るまで、ひたすら下る。木道があるが、
斜めになっていたり、斜度がきつい木道があったりで濡れていると滑りやすい。
瀬戸川を渡ると、蓮華温泉まで今度は登りだ。兵馬ノ平は水平であるが、下り疲れたところでの登りも辛い。
蓮華温泉ロッジに着いて、時間が有れば、野天風呂に入ることをお勧めしたい。
朝日小屋で同室となった、甲府のSさん、情報交換させていただきまして有り難うございました。
この場を借りてお礼申し上げます。
【まとめ】
夏の花が多く残り、秋の花も咲き出し、花の種類を多く見る事が出来た。
朝夕も展望に恵まれ満足できる山行であった。
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